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サイバーレジリエンス ― 事業継続と信頼を守る実践的なセキュリティ戦略 【サイリーグ エグゼクティブ セキュリティ フォーラム】 - 2025年9月16日(火)、17日(水) 14:00-17:00

経営層から現場担当者まで!!
サイバーレジリエンス強化の実践的戦略を深堀りする2日間

近年、サイバー攻撃はますます巧妙化し、ソフトウェアやネットワーク機器の脆弱性、従業員のリテラシー不足を狙った標的型攻撃、さらには取引先や子会社を経由した侵入など、組織のあらゆる弱点を突くようになっています。こうした攻撃による被害は、もはや一企業のIT部門だけで防ぎきれるものではなく、事業継続や経営判断に直結する重要課題となっています。サイバーセキュリティは、IT部門の責任にとどまらず、全社的な課題として、経営層のリーダーシップが不可欠な経営アジェンダです。

このような課題を解決するためのヒントを提供するため、サイリーグHDは2025年9月16日(火)〜17日(水)に「CyLeague エグゼクティブ セキュリティ フォーラム Vol.02」を開催いたします。本セミナーでは、「サイバーレジリエンス ― 事業継続と信頼を守る実践的なセキュリティ戦略」をテーマに、各界の第一人者をお招きし、最新のサイバー脅威の動向やその解決策を共有します。経営層から現場担当者まで、組織全体のサイバーレジリエンスを強化するために、実践的で有益な知見を得られる貴重な機会です。

ご参加いただく皆様には、知見の向上や課題の再認識、今後のセキュリティ戦略の策定に役立つ情報をお届けします。

※参加申込をいただいた方にはセミナー開催後、1か月程度視聴できる録画版の視聴URLを共有いたします。
※参加いただき、アンケートにご回答いただいた方には講演資料のダウンロードURLをお知らせいたします。

サイリーグホールディングスについて

サイリーグホールディングス株式会社は、株式会社チェンジホールディングスの子会社で、日本の企業や組織のサイバーセキュリティを高めることを使命とする持株会社です。M&A、業務提携、自社サービスの開発を通じて、ITインフラやネットワークの安全性を確保しつつ、事業の成長と発展を支えます。「リーグ(League)」の精神のもと、グループ企業やパートナーと切磋琢磨し、日本のサイバーセキュリティ業界を牽引します。セキュリティ人材育成にも注力し、企業が抱えるサイバー脅威に迅速に対応できる体制を構築。デジタル社会の安心・安全に貢献する総合的なサイバーセキュリティ企業を目指します。

開催概要

日時 <Day 1> 2025年9月16日(火) 14:00~17:00ごろ
<Day 2> 2025年9月17日(水) 14:00~17:00ごろ
※事前にご提示しておりますタイムテーブルと実際の講演時間に若干のズレが生じる場合がございます。
開催形式 オンライン配信(ZOOMウェビナー)
※参加申込をいただいた方にはセミナー開催後、1か月程度視聴できる録画版の視聴URLを共有いたします。
※ご視聴の前にシステム要件をご確認ください。インターネット接続環境やお客様のシステム環境によって視聴が安定しない場合もございますので予めご了承ください。
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023
対象 ・サイバーセキュリティ製品・サービスの導入をご検討中またはご利用中の企業・団体のご担当者様
・サイバーセキュリティ製品・サービスの導入を企業・団体にご提案・販売される販売店様
※参加対象者様以外・競合他社様など受講対象でない方、本人確認が取れない場合はお断りをさせていただく場合がございます。
参加費 無料(事前登録制)
主催 サイリーグホールディングス株式会社
※ 講演時間、内容等は予告なしに変更させていただく可能性がございます。
※ 参加申込数が定員を超過した場合や、参加対象者様以外・競合他社様など受講対象でない方、本人確認が取れない場合はお断りをさせていただく場合がございます。
 

注目の講演者

各界の第一人者をお招きし、最新のサイバーセキュリティ動向や具体的な解決策を共有します。

萩原 健太氏

萩原 健太氏

GOFU株式会社
代表取締役
佐々木 弘志氏

佐々木 弘志氏

名古屋工業大学 産学官金連携機構
ものづくりDX研究所 客員准教授
徳丸 浩

徳丸 浩

サイリーグホールディングス(株)
エグゼクティブ・フェロー
小川 弘幹氏

小川 弘幹氏

菱機工業株式会社
経営企画部 システム企画課 リーダー
伊東 寛氏

伊東 寛氏

国立研究開発法人情報通信研究機構
主席研究員
蔦 大輔氏

蔦 大輔氏

森・濱田松本法律事務所
弁護士 

プログラム

<Day 1>2025年9月16日(火) 14:00~17:00

14:00 - 14:10

イントロダクション

サイリーグホールディングス株式会社

14:10 - 14:40

サイバーレジリエンスをインシデント事例から考える

萩原 健太氏

GOFU株式会社 代表取締役
(一般社団法人ソフトウェア協会 副会長)
萩原 健太氏

近年、サイバー攻撃の高度化・巧妙化により、単なる防御だけでなく、攻撃を受けた後の対応力、すなわち「サイバーレジリエンス」の重要性が高まっている。

本発表では、実際に発生したインシデント事例をもとに、被害の抑制、業務継続、復旧対応の観点から、組織に求められる対応力について考察する。特に、サプライチェーン攻撃やランサムウェア被害など複合的な脅威に直面した組織の対応事例を通じて、計画・準備・対応・復旧の各フェーズにおける実践的な教訓を抽出し、今後の備えの参考となる情報提供を行うことを目的とする。

<講師プロフィール>公共政策学修士(法政大学大学院)。セキュリティ企業やコンサル・SI企業を経て、セキュリティコンサルティングや教育、マーケティング支援などを行う。
アップデータ株式会社社外取締役、NICTナショナルサイバートレーニングセンター招聘専門員などを務める。
CSIRT・PSIRT構築支援や研修講師としても多数の実績があり、医療機関のインシデント対応支援にも関与。

14:40 - 15:00

経済産業省「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」とは 
~最新情報と素早い対応で未来の取引を作る~

山岸 恒之氏

エムオーテックス株式会社 
営業本部 営業企画部 部長
山岸 恒之氏

近年のサプライチェーン攻撃の深刻化を受け、2024年4月に経済産業省は「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」を導入する方針を発表しました。本制度では、企業のセキュリティ対策を段階別(★3~★5)で評価し、その成熟度を取引先に可視化することを目的としています。

本セミナーでは制度の最新情報をお伝えし、今すぐできる対応方法を解説します。いち早くセキュリティ対策評価制度の星獲得のための準備を進め、ビジネスで有利に活用しましょう。 

<講師プロフィール>ソフトウェアメーカーでエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後、インストラクター、営業、コンサルタントを経験。同ソフトウェアメーカーにて情報漏えい事件発生、事業縮小・解体を体験する。その後、個人情報保護法施行元年、現在のエムオーテックス株式会社へ入社。
中小企業向けアプライアンス製品やWebフィルタリングオプション製品の企画・商品開発・販売に携わり、営業部、ビジネス開発部、マーケティング部、営業企画部で部長職を歴任した。近年では、ガイドライン対応サポートアカデミーやサイバー攻撃体験ラボの企画・推進。

15:00 - 15:20

サイバーセキュリティ 現状と未来 〜現状を改善し未来につなげる〜

株式会社SYNCHRO
サイバーセキュリティー対策センター 取締役CTO
中村 健氏

サイバーセキュリティの「現状」として、サイバー攻撃の実態、政府や社会全体での取り組みに関して再確認します。
サイバーセキュリティの「未来(今後)」として、サイバー攻撃の進化と、サイバーセキュリティ対策の深化に関して予測に関して解説します。特に、ZTNA (Zero Trust Network Access)、TPRM (Third Party Risk Management) に関して深掘りします。
そうした中で、現状からより良い未来に繋げるために我々が行っている、脆弱性検証、人材育成、DX推進などの取り組みに関してご説明します。

<講師プロフィール>兵庫県神戸市生まれ。北海道大学工学卒業。株式会社アドイン研究所取締役、株式会社インテリボイス代表取締役などを経て、現在は、株式会社SYNCHRO 取締役CTO、中央大学研究機構 客員研究員。専門分野は、計測制御、知識工学、機械学習、情報通信で、現在は主に、IPネットワーク、サイバーセキュリティ関連の業務に携わっている。SYNCHROにおいてKATABAMI Seriesというセキュリティ関連製品・サービス群の開発を主導。オンラインメディア、電子書籍などでのサイバーセキュリティ関連の情報発信を積極的に実施し、2022年山口県に開設したサイバーセキュリティー対策センター(CSCC)を拠点にサイバーセキュリティ人材育成にも注力している。

15:20 - 15:50

レジリエントなスマート工場の作り方
──ビジネスリスクから逆算するOTセキュリティの実践法

名古屋工業大学
産学官金連携機構 ものづくりDX研究所 客員准教授
佐々木 弘志氏

スマート化が進む工場は、効率性と同時にサイバー攻撃という新たなリスクが生じます。技術導入から入る従来の対策では、現場リスクに即した優先順位づけや、コストに見合った対応が困難です。

本講演では、ビジネスリスクを起点にOTセキュリティをどう設計・運用すべきかを解説します。段階的な実装プロセスやIT/OT連携の実践例を交え、“レジリエントなスマート工場”を実現するための具体的アプローチを提示します。

<講師プロフィール>国内製造企業の制御システム機器の開発者として14年間従事した後、セキュリティ業界に移り、制御システム開発の経験をもつセキュリティ専門家として、産業サイバーセキュリティの文化醸成(ビジネス化)をめざし、国内外の講演、執筆などの啓発などのビジネス活動を行っている。

15:50 - 16:10

調整中

16:10 - 16:30

DevSecOpsを活用したプロダクト品質向上の解説

ph_Yokomizo-san

IssueHunt株式会社
代表取締役社長
横溝 一将氏

近年、企業のIT資産は急速に複雑化し、日々多様なアプリケーションやサービスが活用される中、セキュリティリスクの管理はこれまで以上に困難になっています。特にソフトウェア開発においては、「DevSecOps」の考え方に基づき、アプリケーションに潜むリスクを早期に特定し、迅速に対応することが求められています。しかし、サイバーセキュリティ対策には高度な専門知識や運用体制が必要なため、多くの企業が対応に苦慮しているのが実情です。

本講演では、国内企業が直面するセキュリティ課題に対し、「アプリケーションセキュリティポスチャー管理(ASPM)」ツールを活用した具体的な解決策をご紹介します。

<講師プロフィール>IssueHunt株式会社代表取締役社長。1993年生まれ、福岡県福岡市出身。2014年、大学在学中に福岡で会社を創業。WEB制作やシステム受託開発を行う。その後上京し、2016年4月にプログラマ向けのノートサービス『Boost Note』をオープンソースで公開、2018年6月から事業をセキュリティにピボットし、現在は日本最大のバグバウンティ・プラットフォーム「IssueHunt」やプロダクトセキュリティ統合管理サービスASPM「Baseline」を提供している。

16:30 - 17:00

重大インシデント事例に学ぶ、
堅牢なシステム・アプリケーションに求められること

サイリーグホールディングス株式会社
エグゼクティブ・フェロー
徳丸浩

サイバー攻撃や自然災害、セキュリティ基盤の更新に伴う事故等、重大なインシデントが多発しています。インシデントの中には予見や予防が難しいものも含まれるため、自社がどの程度の備えをすればよいかお悩みのIT担当者も多いと思います。

本講演では、最近のインシデント事例を教訓として、システムやアプリケーションに求められる施策についてお話しします。 

<講師プロフィール>1985年京セラ株式会社に入社後、ソフトウェアの開発、企画に従事。1999年に携帯電話向け認証課金基盤の方式設計を担当したことをきっかけにWebアプリケーションのセキュリティに興味を持つ。2004年同分野を事業化。2008年独立してWebアプリケーションセキュリティを専門分野とするHASHコンサルティング株式会社(現EGセキュアソリューションズ株式会社)を設立。2023年にイー・ガーディアングループのCISOに就任。脆弱性診断やコンサルティング業務のかたわらブログや勉強会などを通じてセキュリティの啓発活動をおこなっている。

<Day 2>2025年9月17日(水) 14:00~17:00

14:00 - 14:10

イントロダクション

サイリーグホールディングス株式会社

14:10 - 14:40

戦いの歴史から学ぶレジリエンス
~ミリタリー目線でセキュリティを見直してみた~

国立研究開発法人情報通信研究機構
主席研究員
伊東 寛氏

サイバー攻撃が高度化・多様化する中、完全な防御はもはや不可能であり、インシデントの発生を前提とした「備え」が不可欠です。

本講演では、被害を最小限に抑え素早く回復する「レジリエンス」や「インシデントレスポンス」の重要性を、ミッドウェー海戦における日米の状況、特にダメージコントロールを通じて解説し、従来の「やられない」対策に対し、「やられた後」の対応力を高める方策の重要性についてお話をいたします。

<講師プロフィール>1980年3月、慶應義塾大学大学院工学研究科修了。同年4月、陸上自衛隊入隊。技術、情報及びシステム関係の部隊指揮官・幕僚等を歴任。この間、陸自初のサイバー戦部隊であるシステム防護隊の初代隊長を務めた。
2007年3月に退官し、以降、株式会社シマンテック総合研究所主席アナリスト、株式会社ラックナショナルセキュリティ研究所所長、経済産業省大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官、ファイア・アイ株式会社最高情報責任者等、約13年間にわたり官民のセキュリティ企業・組織で勤務。2020年10月より国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)主席研究員。
その他の役職などとして、産業サイバーセキュリティセンター技術室アドバイザリーボードメンバーやサイバー法制学会理事などの他、民間企業の顧問、社外取締役なども務める。工学博士。
主な著書として『「第5の戦場」サイバー戦の脅威』『サイバーインテリジェンス』『サイバー戦争論』等がある

14:40 - 15:00

AIで進化する攻撃とヒューマンファイアウォールのすすめ
いまこそ「人」を脆弱性としてとらえ、従業員をファイアウォールとして利用しよう。

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AironWorks株式会社
執行役員 Head of Japan
伊藤 章博氏

サイバー攻撃は高度化・巧妙化の一途をたどっています。中でも、“人”の脆弱性を突いた攻撃は今や最も着目されている侵入経路のひとつです。

本講演では、最新の攻撃トレンド、それに対抗するための「人の脆弱性の対策」について講演します。さらに、AIを駆使する攻撃者に対抗するために、情シス/セキュリティ担当だけでなく従業員全員がサイバーセキュリティ対策をになう
ヒューマンファイアウォールについてもご説明いたします。

<講師プロフィール>2002年、ニフティ株式会社に入社し、法人営業を担当。以後、資源エネルギー庁、総務省、経済産業省の政策プロジェクトにてPMを歴任。2017年にイエラエセキュリティ(現:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ)に参画し、翌年取締役就任。2023年にLuupの事業部長として業界トップシェアを実現。2025年よりAironWorks日本事業責任者。

15:00 - 15:20

多発する委託先でのセキュリティインシデントとその対策
~なぜ、セキュリティチェックシート運用は不合理を抱えやすいのか~

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株式会社アシュアード
Assured事業部 事業開発部 セキュリティエキスパートグループ
セキュリティエキスパート
植木 雄哉氏

昨今、委託先への攻撃を起因に発生するセキュリティインシデントが多発しており、事業継続の観点でも「サードパーティリスク管理」の重要性が高まっています。
一般的な対策として「セキュリティチェックシート」が各企業で運用されているものの、一方で形骸化やその業務負荷が問題となっています。
本セミナーでは、攻撃者目線に立った時にこれらの事情がどのように映るかを踏まえ、対応できるリソース(人員や予算)が限られる中であっても、実効性の高いサードパーティリスク管理を実現する手法を弊社セキュリティエキスパートが解説します。

<講師プロフィール>国内大手SIerに新卒で入社後、官公庁・金融・製薬・流通業等の幅広い業界向けにOAインフラ・セキュリティ領域のコンサルティングや開発支援を実施。その後、外資系総合コンサルティングファームにマネージャーとして参画し、セキュリティコンサルティング案件を担当したのち、アシュアードに入社。セキュリティエキスパートとしてサービス開発や顧客支援を担う。主な資格:CISSP、CCSP、PMP。

15:20 - 15:50

益々困難となる中堅中小企業のサイバーセキュリティ対策。
それでも諦めないための常識外れな「選択と集中」アプローチ。

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菱機工業株式会社
経営企画部 システム企画課 リーダー
小川 弘幹氏

石川県に本社を構える菱機工業株式会社は2022年にランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、業務システム復旧に数か月を要するという惨事を経験しました。

私ども中堅企業ではサイバーセキュリティ対策についても予算、人員等の制約の中で、一般的に推奨される全方位的な対策の実施は困難を極めており、「どこから手を打つのか」という課題に常に悩まされているかと思います。

本セッションでは実際に被害の発生から復旧までの道のりを体験したありふれたシステム管理者の立場から注視したいセキュリティ対策等について紹介させていただきます。

<講師プロフィール>大学卒業後に旅行業界に就職するが、入社半年で無念の離脱。その後業種転換して、中京圏および関西圏でインフラエンジニアとして約8年間勤務。2008年に菱機工業に入社後、情報システム運用と各種システムの
近代化を遂行。2022年頃よりランサムウェア攻撃の脅威を認識し、対応策のいくつかは導入決定していたところ、LockBitによる被害を受ける。一連の復旧作業に関わる技術面の対応を担当する。

15:50 - 16:10

事業継続に影響するサイバー脅威から企業を守り抜くために、
インシデント事例を元に取り組むべき実践的レジリエンス戦略を解説

ph_Ishikawa-san_sj

S&J株式会社
取締役 SOCエバンジェリスト
石川 剛氏

近年、サイバー攻撃は手口の巧妙化と頻度の増加により、企業の事業継続に甚大な影響を及ぼす可能性が高まっています。もはや完全に攻撃を防ぐことは不可能であり、重要なのは「いかに早く復旧し事業を継続するか」というレジリエンスの考え方です。

本講演ではS&Jのセキュリティ専門家が、インシデントのケーススタディを元に着手すべき実践的なサイバーレジリエンス戦略の重要なポイントを具体的に解説します。事前準備やインシデント発生時の迅速な対応、そして回復後の再発防止策まで多岐にわたるフェーズを網羅し、皆様のサイバー攻撃への対応力強化に活かしていただきます。

<講師プロフィール>S&J株式会社取締役。15年以上にわたりセキュリティ業界で営業やインシデント対応、人材育成に従事。2012年にS&J株式会社に入社し、サイバーセキュリティ事業の立ち上げから事業責任者を務める。IT部門の責任者や経営者が直面する課題を深く理解し、実践的なサイバーレジリエンス戦略構築を支援。豊富な経験と現場の知見を融合させ、企業のセキュリティリスクを最小化し、事業成長に貢献する対策の支援を行っている。

16:10 - 16:30

企業のインシデント対応実態と見えてきた課題

ph_nanbu

サイリーグホールディングス株式会社
マーケティング本部 本部長
南部 弘毅

サイリーグHDが企業の経営者を対象に実施したアンケート結果をもとに、サイバーインシデント対応体制の整備状況や現場のリスク認識、課題意識を明らかにします。

対応スピードや体制、人材・外部支援の確保状況など、対応力の実態とその背景にある構造的な課題を多角的に分析。自社の取り組みを見直すヒントとしてご活用いただけるセッションです。

<講師プロフィール>PR会社などを経て、2012年より国内セキュリティソフトウェア企業にてデジタルマーケティングやプロダクトプロモーションに従事。2017年からはサイバーリーズンにて、日本市場におけるEDRの普及にマーケティング面から取り組み、同社製品のシェア拡大に貢献。2024年8月より現職。

16:30 - 17:00

法的観点から見る事業継続リスクへの対応
~サイバー攻撃をトリガーとする事業継続計画(BCP)~

徳丸プロフィール写真

森・濱田松本法律事務所
弁護士  蔦大輔氏

ランサムウェア攻撃の脅威の高まりを受け、サイバーリスクの1つであるシステムリスク・事業継続リスクへの注目が高まっています。また、サイバー攻撃は悪意ある人間の手によって行われるものですが、「災害」の1種ということで防災の観点も重要であり、サイバー攻撃をトリガーとする事業継続計画(BCP)にも注目が集まっています。

事業継続リスクへの対応について、現状どういった法制度があるか、また、BCPの策定・未策定が法的にどう評価されるかについて弁護士の視点から解説します。

<講師プロフィール>サイバーセキュリティ、個人情報保護・プライバシー、IT・ICTを主たる取扱分野とする。サイバーセキュリティに関する事前の体制整備等の取組、有事対応について豊富な知見を有する。元内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(現・国家サイバー統括室)上席サイバーセキュリティ分析官。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。サイバーセキュリティ法制学会理事。総務省、警察庁、経済産業省などで有識者委員を歴任。近時の著書として、「クロスセクター・サイバーセキュリティ法」(商事法務NBL連載)、『60分でわかる!改正個人情報保護法超入門』(共著、技術評論社、2022年)ほか多数。

※ 講演時間、内容等は予告なしに変更させていただく可能性がございます。

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